5ページ目 近い身内が老人ホームに入る3つの壁①

あなたは将来、自分自身が老人ホームに入る事を
想像できますでしょうか?

また、その「老人ホーム」に対して
どういったイメージを持っていますか?

今回は、近い身内が老人ホームに入る際についての
話を書いていきます。

私のケースでお話ししますと、
認知症を患った祖母の介護に関して
いろいろと検討した結果、
自宅近くの「介護付き有料老人ホーム」への
体験入所を経て、お世話になる事にしました。

その後、老人ホームの方とのやり取りや、
利用料の支払い、面会、
介護認定(介護が必要と判断され
介護保険が適用になった状態)
がされてからは、ケアプランの更新
(どのように介護をしていくかどうかなどを
ケアマネさんと相談をします。)など
身元引受人の代表者として
行ってきました。

親戚に介護が必要になった時には、
まずお住まいの区役所・市役所など
の介護相談窓口を訪問する方が大半だと思います。
そこで、「ケアマネージャー」
と言われる介護関係のプロに相談をして
その後の方針を
介護される本人、ケアマネさん、相談者(親戚や身内の人)
の三人で決めていく事になります。

私の場合は、介護の居宅サービスの
送迎ドライバーをしていた関係で、
そのような知識も最低限あった事と、
運が良い事に付き合いがあるケアマネさん
直接相談する事できました。

それでも、親戚の一人を
老人ホームに入れるには
数々の乗り越える壁がありました。

ここではその中でも主だった
3つの壁について説明します。

1つ目の壁は「親戚の理解」です
ここでは一例として
私の経験談を話します。

私の祖母は当時、
私から見ておじ(おじは独身)と二人で
おじの立てた一軒家で生活をしており、
祖母もすでに離婚をしていて独り身でした。
(元配偶者の方はその時点ですでに
亡くなられていました。)

そんな中 おじが祖母よりも
先にがんで他界してしまった為に、
祖母が広い一軒家に独居
となってしまいました。

祖母は当時、軽度の認知症と思われる傾向
(当時はまだ介護認定を受けていなかった。)
があり自宅では火を使わずにレンジのみで調理をし、
冷蔵庫の中は賞味期限が切れたものばかり
が目立ち、入浴もあまりしていない
ような感じでした。

お金や身の回りの管理は
生前のおじさんが行っていたようでしたが、
おじさんが亡くなった後は、
身元引受人の私がすべて担う事になりました。

私の自宅から祖母の自宅までは
車で1時間半以上かかってしまい、
頻繁に通うのは困難だったことと、
在宅で週に数日でもヘルパーさんに
入ってもらう案も(自宅で介護してもらう事)
検討しましたが、
お金の管理や戸締りもできない
ようであればそれも
難しいということで、
入居できる老人ホームを
探し始めました。

ただ、そこで問題なのが、
祖母を老人ホームに預けるという事自体を
強く拒否する親戚が出て
きたことと、
本人も自宅を離れる事への
拒否が強かった
事でした。

確かに、息子がせっかく立てた家に
末永く住みたい気持ちはわかりますし、
わけもわからないどこかの老人ホームに
入れられるのは怖いし嫌だとの
不安もあったのだと思います。


自分独りで誰にも迷惑を
かけずに生きていきたい


という気持ちは
誰にでもあると思います。
ただ、本人の状態と周りの環境により
かなわない願いになるという事を
今回の件で強く実感しました。

私だって、自分が立てた家に
住んでいる所にある日突然、
自分の孫に老人ホームに
連れていかれたら必死に
抵抗するだろう思います。

また、親戚の中にも、本人が実際に
生活が可能かどうかよりも、
感情的になってしまい
可哀そうだだからダメだと
決めてしまう方もいます。
そういった方からその後、
介護や祖母の事で手助けを
してもらえることは一切ありませんでした。
(言いたい事は言うが金銭的な事も含めて
何もしてくれない人がほどんどだったのが実情です。)

そこで学んだことは、
みんなの意見をまとめて
良い方法を模索するのではなく、
主たる身元引受人が自分の生活と
介護の両立が可能かどうかなどを考慮して
すすめていくのが良いと思われます。

(私の場合は、その時点でまだ20代
だったのでどんな決め事にも
若造だと思い 理解してくれなかった方
もいたのかもしれません。)

今回は以上です
壁の2つ目、3つ目は次回に続きます。

ではまた

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