100ページ目 「投資商品」の購入で大切なのは、自分が理解できないものは絶対買わない!

先日、証券会社の方から連絡があり、

円建ての社債(日本円で購入できる
株式会社が発行している債権の事)
の提案がありました。


その債権は、
利率は良いのですが、
とてもややこしい仕組み
なっていまして、


ここでは詳しく説明しませんが
(興味のある方はググってみると
出てきます。)
・期限前償還条項付
・デジタルクーポン型
・日米2指数を参照する
・ノックイン65

などなど、

面倒なしばりの
オンパレードの債権でした。


簡単に言いますと、
日経平均やNYダウなどの終値
の上下幅の範囲によって、
もらえる利率が変動する商品
なのです。


つまりは、
商品購入時点で、
・償還日
・利率

が不確定な商品になります。


うまくいけば高い利率を
得られることが出来ますが、
損をする可能性も充分にあります。


投資の商品には、
リスクの大小が必ずあり、
それを理解し納得してから
購入する必要があります。
(販売側にも説明の義務があります。)


ただし、投資を少し始めると
ワナがあります。


それは、変に勉強をして知識を付け、
商品の仕組みなど理解してしまうと、
少しばっかり「難解な商品」
手を出してしまう人がいます。


「投資入門」としてよく扱われる
・積み立て定期預金
・個人向け国債
・インデックスファンド

 (指数連動型の投資信託)

では物足りなくなってしまうのです。


しかし 勘違いしてはいけないのが、
為替や指数などは、
たとえ短い期間であっても
予想する事は極めて困難です。


例をあげれば
「天気予報」
期日が近ければ近いほど、
その予想の的中率は高いですね?


ネットで検索して
当日の午後の天気などを調べる事が
あるかと思いますが、
高確率で当たっていると思います。


では、週間天気予報はどうでしょうか?
かなりあいまいで外れる確率も
高くなるのではないでしょうか?


株式も同じで、
数か月後、1年後の指数や動向など
だれもわかりません。

(と言うよりもし予測が
 正確に出来るのなら
 あっという間に億万長者になれます。)


わかるのはあくまで傾向だけです。

過去に起きた傾向なんぞ
実は全くあてにならないわけですが、


商品(提案したい債権)を売る為には、
それをきっかけに営業するしか
ないのです。

(営業の方も日々、大変だと
 おもいますが・・・)


よく投資は
・怖い
・危険
・損をする

などと言われますが、


一番怖いのは、

リスクを理解せず、
(又はわかった気になって)
購入してしまう事が大きいのです。


タイトルにもありますように
理解できる範囲の商品を選ぶべきであり、
背伸びをしてややこしい物に
手を出す必要は全くありません。


投資家の目的はひとつ
資産を増やす事。


かっこつけて、
ややこしい商品を購入して
投資家を装う事ではありません。


最後に勝つには、
自分が理解できるモノだけを選び、
虎視眈々
(こしたんたんは、
 わたしの好きな言葉の一つ(笑))
とタイミングを狙うのです。


間違っても、営業マンが
提案してきた時が良き
タイミングとは限りません。


自分で考え、自分で決め、

わからないならきっぱり断る。


この姿勢が大切なんじゃないでしょうか?


「投資」においては
背伸びしても良い事は
ひとつもありませんので。


今回は以上です。
ではまた。

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