102ページ目 「認知症」と「免許返納」と「田舎暮らし」の今後

先日、「運転免許の更新」をしてきました。

お恥ずかしい事に、
40過ぎて初めてのゴールド免許
いただく事ができました。(笑)

(軽微な違反が重なり、なかなか
ゴールドになれずに・・・涙)


講習も30分と短く、受講料も安い。
免許にも「優良」と書いてもらい、
金色の表示が誇らしくもあります。


今後も、せっかくゴールドに
なったのだから、違反をせずに
維持したいなと
思っている次第であります。


それはさておき、

免許センターで
免許の更新をしますと、
最近の事故の状況や、

(私の住む千葉県は非常に事故件数が
多い事で常にワースト5に入るほど)


道路交通法令の改正について
冊子がもらえて説明があります。


そこで注目だったのが、

「高齢者運転対策の
充実・強化を図るための
規定の整備」
というもので、


高齢運転者(75歳以上)の免許更新が
さらに一段と難しくなる
という事です。
(令和4年5月13日施行)


ザックリと説明しますと、
75歳以上で且つ
「一定の違反歴」のある者は、
免許の更新時に運転技能検査等の受験
する事になるのですが、

そこに「実車試験」
(実際に車両を使って判定をする)
が加わるという事です。


そして、そのテストに合格しても
認知機能テスト(認知症かどうかの判断の
テスト)を行い、

認知症の疑いなしと診断されないと
免許をもらえないという事になりました。


年々厳しくなる高齢者の免許更新


たしかに、高齢者の事故はデータを
見ても大きな割合を占めています。


ブレーキやアクセルの踏み間違いによる
誤発進などの事故や、
運転技術低下による危険運転などが
多発しているようです。


免許を早く返納をしようと言う流れが
どんどんと加速しています。

(免許センターでも免許返納で
ハッピーになります風な動画が
繰り返し再生されていました。)


しかしながら、

私自身も田舎くらしを
している者としては、
とても怖い事だと思いました。


実際私の住んでいる町でも
バス・鉄道はほとんど有効使えず、
日常での移動はほぼ「クルマ」です。


ましてや駅前、バス停の近くでは
なかったら、ほぼどこにも
出かけられないと言っても
いいくらいです。

(我が家からでもコンビニまでも
クルマで向かいます。)


また、高齢になっても仕事を
続ける時代の中、
田舎での就労は
運転免許を持っている事が
採用の条件
になったり、

当然のごとく、車通勤で通わなければ
行けない所も多々あります。


つまり、
「免許を返納」したくても、
出来ない環境の方が多くいる

いう現状があります。


ただ、この
高齢者に対しての免許返納の流れは、
今後 強化される事はあっても
緩和される事はなさそうなので、


個人としても対策をしておく
必要があると思います。
(私個人としても運転好きなので
ここ苦しいですが・・・)


そこで「相続メンタルカレッジ」として
提案できる対策としては、


・軽微な違反など防げるものは気を付け、
 日々、安全運転を心掛ける。


・健康管理を日々、意識的に行い、
 特に目、耳、など運転にかかる部分は、
 重点的にケアする。


・「免許返納」により生活が可能か、
 難しいようであれば、第三者(親戚、有料の
 サービスなどを利用するなど)
 の力を借りるなどの検討をする。


・もしも認知症を患い、免許返納をしたら
 と言う話を家族や親戚間でしておく。
 
・これから引っ越しや田舎暮らしを
 検討しているようであれば、
 将来の事を見越して、
 バス・鉄道などの利用のしやすさも
 考慮に入れる。


と言った感じでしょうか?


親戚に70代近い方がいて
運転されている方、

認知症の疑いがあるが、
運転する環境にある方、

将来引退したら田舎でのんびり
暮らしたいと考えている方など、

参考になれば幸いです。


今回は以上です
ではまた。

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