最近は、
外出先で耳にイヤホンを付け
好みの音楽を聴いて楽しんだり、
オーディオブックなどを聞き、
勉強をしたりする方が
多くなりました。
ジョギングやウォーキングの時に
音楽聴くだけでなく、
プールの中でも使える
防水性の高い物まで
あるようです。
(昭和の人間の私からすると
とてもビックリしてしまいます。)
また電車通勤される方も、
両手が荷物で塞がっていて
不自由だと音楽を聴いたり,
書籍の音声コンテンツなどが
充実しているので、
「耳で読書」をしている方も
多いようです。
(私もオーディオブックは
よく聞いています。)
今回のテーマは
「耳を大切にしていますか?」
というテーマで、
書いていきます。
なぜそんな話題を
題材に挙げるかと言うと、
耳で「とっても苦労した経験」が
あるからです。
(その内容は後半で)
かくゆえ 私自身の話で
恐縮ですが私は耳を大切に
なんて考えないで今まで
生活してきました。
ちょうど、私が中学生の頃に
ポータブルカセットプレイヤーを
(年齢がバレてしまって
恥ずかしいですが・・・)
買って好きな音楽を録音して
大音量で聞いていました。
余談ですが、
当時はソニー製の物が
一流で価格も高くて
デザインも洗練されていたのですが
お金もない私が買えるわけもなく、
aiwa(アイワ)製の安価なモデルを
使っていました。
(安いのになかなか壊れずに、
良い製品だった事を
思い出します。)
そして時代は進みまして
大学生になると楽器に興味を
持ち始めます。
そうです ギターを始めました!
(男子によくありがちですね。)
バイト先の友人と練習をしたり、
当時流行っていた
路上ライブをしたり(笑)
周りの助けもあって弾けるように
なりました。
(今はもう全く弾けなくなり、
当時、弾いていたギターも
倉庫の奥に潜んでいます(笑))
そこでも大きな音を
間近で聞いたり、
「ピアノ室」と言う
特殊な防音の部屋で
大音量で練習したせいか、
一時的に耳がぼーっとする事も
多くありました。
そんなこんなで今大人になり、
聴力検査で不合格になるほどでは
ありませんですが、
小さい音や一定の周波数の音が
聞きずらかったりするなど、
少し聴力が落ちたなと感じる事も
あります。
そしてここからが本題です。
私は認知症の祖母の
お世話をしてきました。
(詳しくは昔の私の記事を
読んでいただけると
嬉しいです)
そこでいろいろな出来事や
体験をしました.
その中で困った事の一つが
耳(聴力)なのです。
祖母のキヨピ(祖母の愛称です)は、
特に「耳の聞こえ」が
他の同年齢の方と比べて
悪いという感じでは
ありませんでした。
耳のそばで話をすれば、
普通に聞き取れましたし
意思疎通は問題ありませんでした。
しかし老人ホームの生活が
長くなり少しずつ聴力が
落ち始めました。
おそらく原因は、
「大音量のラジオ」
ではないかと思っています。
老人ホームの他の入居者から
苦情が来るほど大きな音で
ラジオを長時間、聞くことが多く、
本人も無意識にやっていたようです。
私は何か対策が必要だと
思っていた所に
タイミングが良い事に
ちょうど眼鏡店で
「補聴器相談会」を
やっていたので
訪れてみました。
今では沢山の種類の補聴器が
あり、昔と比べて
小型化されてとても高性能に
なっているそうです。
しかしながら
認知症+難聴気味のキヨピには、
その高性能が逆にデメリットに
なってしまいそうでした。
小型化して目立ちにくい事は
良いのですが、
その分、紛失のリスクも
高まりますし、水没などにも
気をつけなければ
なりません。
(お風呂に付けたままとか、
洗濯もNG!!!)
自分で取り外しが出来ず、
簡単な清掃やメンテナンスが
自分で出来ないとなると
とてもハードルが
高いと感じました。
いろいろと迷って
「ラジオ型」と言われる
首から下げるタイプ
(大型で目立つが
感度が良く聞こえるタイプ)
を購入しプレゼントしました。
最初のうちは面白がって
使ってくれましたが、
日に日に面倒になって
しまったようで
使わなくなっていました。
(つけると違和感があるし
外すと今度は付ける事を
忘れてしまったりする)
結局、亡くなるまで、
聞こえの悪い状態で過ごす
事になりました。
「相手の声が一回で聞き取れない」
と言うのは 本人にとっても
とてもストレスなんだと思います。
人によってはそれがネックになって
周りのコミュニティーに
入っていけない
と言うケースもあるようです。
体が健康なのに、
耳の聞こえだけの問題で
いろいろな関わりが
制限されてしまうことは
非常に勿体ない事だと
私は思っています。
・歯は入れ歯がありなんとかなります。
・髪の毛もまぁ無くても大丈夫です。
でも耳はその中でも
大切な部類にはいるのでは
ないでしょうか?
いつまでも健康でいきいきと
した生活を送りたい!
そう考えて生活されている方は
是非、耳も大切にしましょう。
この記事を読んだ感想や意見など
コメントいただけると嬉しいです。
今回は以上です。
ではまた
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