あなたはお金に関しての
管理に自信がありますか?
現代では、簡単に投資を始められる
時代になりました。
先の見えない世の中であるが故に
さまざまな資産を守る方法について
多くのマスコミなどで
取り上げられていますね!
それだけ、お金の管理が苦手な方が
多く、そういった内容の話題に
需要があるのだと思います。
私自身の話で恐縮ですが、
私は、
三度の相続経験を経て、
急激にマネーリテラシー
(お金の教養)が
身に付きました。
お金に関しての
判断をする局面が相続には
沢山ありますし、
いつ どこで 誰に
どの程度のお金を使って、
何をするのかを
判断する力が
必要になってきます。
また、故人が相続財産を
現金以外で残した場合は、
(不動産・株式・金などの現物資産)
それらの知識も必要に
なってくるでしょう。
今回は私が経験した財産整理で、
(二度目の伯父の時)
マネーリテラシーが
必要になると感じた
印象的な出来事が
あったのでご紹介します。
伯父は生前、
IT企業のコンサルタントをしていて
バリバリ働くビジネスパーソン
という感じでした。
金融関係にも勤務していた事も
あった関係で、お金の知識も
豊富で管理能力もありました。
そのため、本業をやりつつも
株式投資や現物投資(金など)
また「企業型確定拠出年金」
などによる運用で
資産を増やしていました。
伯父は、末期がんで
余命を宣告されてから
ずっと私と一緒でした。
通院や面会、緩和ケアの申し込みや
死後の手続きや葬儀についての
打ち合わせを二人でしてきました。
ある日、病院から
一日だけ外出が許されて
二人で伯父の自宅を
片付けに行った時に、
(危険な状態だったので、
万が一苦しみだしたときの為に
モルヒネを病院から渡されていました)
そこで、
会社資料に係る物の処分や、
金庫の開け方、
財産の内訳、
運用状況の確認、
預金口座の管理状況など
細かく説明を受けました。
20代で社会人なりたての私。
貯金なんて数万円程度しかなくて、
資産運用なんて知識ゼロ、
定期預金の仕組みすら
わからないほど
お金には無頓着でした。
当然、そんな難しい資産管理など
出来ないと伯父さんに伝えたのですが
「お前しか頼める人間がいない
わからない事は勉強するんだ!」
と強く言われた事を
今でも覚えています。
当時の自分は100%無理だと
思っていました。
そして伯父さんは、
その一か月後に亡くなり
その葬儀の喪主は私が行いました。
それから壮絶な資産管理の勉強が
始まるのですが、
本当に人間、為せば成るもので
少しずつ知識も増え、
お金の管理も少しずつ
得意になっていきました。
今でも、当時の伯父さんの
能力には足元にも及ばないレベルですが、
証券口座を持ち、
自分の考えで売買を行い、
その他の資産運用も
出来るようになりました。
そして、自分の相続の時にも
慌てないように、
資産を引き継ぐ方法も
今模索している所です。
(そんなに多くあるわけでは
ありませんが・・・(笑))
このように、相続前後のタイミングで
自分以外の資産を管理する事になる
(引き継ぐだけでなく、
ご両親の口座から
介護費用を捻出したりする事など)
事は多くあります。
その際に、わからないと
とても困る事になります。
ちょうど、二つの家計を
管理する感じでしょうか
自分の資産と分けて
考える必要があったり、
どの程度なら、預金を切り崩せる
などと言った事が
把握できる必要があります。
私のようにその場になってから
困らないためにも、
日頃から、お金に関しては
知識を高めておくに
越したことはないと思います。
このブログでも、
相続に役立つお金の管理に
関しても書いていく予定ですので、
宜しければ、
是非ご覧になってください。
コメント欄に
記入などいただけたら
嬉しいです。
今回は以上です。
ではまた
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