57ページ目 相続と介護の知識は人生の「必修科目」になるかもしれない

あなたは、いままでに
介護関係の仕事に関わったり、
ご身内の方に介護が必要な方が
いるなどで、介護について
勉強したことがありますか?

就職先が医療・介護関係以外で、
自宅に介護が必要な方もいない場合は、
特に勉強したりする必要も
感じたりしないですよね?

よっぽどの興味がなければ
自ら調べたり、学んだりする事が
ないのが普通だと思います。

通常は、自分よりも両親が先に
介護に関わる事になる
のが
一般的ですね。
(祖父母の介護に関してなど)

ただ現代では、
自宅で介護するだけでなく、
介護施設に入所する方も多いので、
自身が成人して社会に出た後も、
祖父母と同居し続けるという
ケースの方がむしろ稀な
のではないでしょうか?
(仕事の関係で家を出て、
 アパートを借りたり、
 結婚して家を建てたり)

子供の頃に、祖父母と同居して
いたとしても、
どうやって介護していたかどうか
なんてのは記憶には 微かにしか
残っていないでしょうし、
どのような事が
大変だったかどうか
などは
正確に思い出す事も
出来ないかもしれません。
(認知症かどうかなども
 気づかないかも)

また、介護が必要になってくると
日に日に、本人が出来る範囲が
少なくなってくる
場合もあり、
(日常生活の事、お金の事など)

その後の「相続」についても考え
ながら接する事にもなります。

もし、認知症の症状が
進行していたら、
話し合いをする時間なども
限られる場合もあるでしょうし

本人の意思が正しく確認できない
状態ですと、
さまざまな決め事をするにおいても、
とても困難で険しい道を
歩む事になります。
(財産の分け方や施設に入る入らない
 誰が介護をしていくなどなど・・・)

私のケースをお話しますと、
たまたま本業の合間に、
副業として、介護関係のドライバー
していたことがきっかけで、
その業界の方と関わる事が多く
ありました。

当時は、自分の生活の中に
「介護される人」の世界など
全くなかった
為に、
「介護の現場はまるで異世界」
のように感じていました。

そこで出会ったヘルパーさんや
ケアマネさんとの雑談から学ぶ事も
多く、当時ペーペーの私も
少しずつ見聞が広がっていきました。

そして「晴天の霹靂」で、
私が直接祖母の介護について
考え、決断する立場になりました。
↓経緯については1ページ目で
 説明しています。

私は仲間のススメもあり、
介護の世界では一番初歩の、
「ホームヘルパー2級講座」
を受講しました。
(現在では「初任者講習という
 名前に変わっています。」)

↑以前取得した資格の卒業証書

そこで、基礎的な技術を学んだり、
実際に体験で施設に研修
行ったりもしました。
 (私の時代は実際に 
 紙おむつを履いたりも
 しました。)

見るのとやるのは大違いとは
まさにこのことだなと
感じました。

その後、介護関係の知識と
その業界の友人の助けもあって
スムーズに祖母の介護は
進んでいきました。

もし当時20代の私が、
知識ゼロ、介護経験0
祖母の介護に直面していたら、
途方に暮れていたことでしょう。

この記事を読んで
いただいている方の中にも
ゆくゆくご身内の方の介護に
携わる予定のある方は、
介護業界で仕事する予定がなくても
「初任者研修」は、
受講されておく事を
おススメします。

受講料は、7万~10万円程度
(各スクールによって
 さまざまのようです。)
ちょっと勇気がいる金額ですが、
その後に人生にとって、
また、相続が必要になった時にも
大変有効になりますし、
一生涯に渡って役に立つ
という点に置いて
非常にコスパの良い資格です。

今回は以上になります。
この記事が
相続や介護に悩まれている方の
手助けになれれば幸いです。

ではまた

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