黒くて大きくて、
とっても頭がいい「カラス」
眼光するどく、
なんでも食べて、
ゴミや生き物の死骸や
畑の農作物なんかも食べて
しまうツワモノ!
あなたの住んでいる地域にも
いますでしょうか?
私の住んでいる地域は、
とても田舎なんですが、
(千葉県の北東部の方)
カラスは沢山います。
畑もたくさんあるので、
作物が狙われないように、
いろいろと工夫をしている
みたいです。
(音楽CDのようなものを
ぶら下げたり、黄色い
風船のような物を置いたり)
そんな、人間から取って、
少し嫌われ者のカラス。
彼らはどうやって人生の
最後を迎えるか知っていますか?
突発的な事故
(車に轢かれるなど)
は別として、
カラスは体力が無くなり、
死期を自分で感じると
人雑離れた森や隠れた
所の自分の巣に戻り
じっとしているそうです。
そして、その巣で
最後を迎えます。
わたしがそれを知った時、
たくましいカラスも、
人生最後は、弱った姿を
周りに見せる事なく、
「孤独死」を選ぶのだなと
考えさせられました。
(おそらく、弱った状態で
飛び回れば他の敵からの
攻撃を受ける事を考えて
の事の行動ですね。)
打って変わって
「人」の孤独死は、
今の日本では社会問題に
なっています。
高齢化が進み、
単身世帯になっている
高齢者が増えているのも
原因のひとつになっています。
アニメの「サザエさん」の
様に大家族がみんな一緒に
住んでいるような形態は、
とても珍しくなり、
独居になってしまったり、
老人ホームに入ったり、
とさまざまです。
わたしだって、
将来そういった状況に
なるかもしれません。
これ読んでいただいてる
あなたも・・・
という事で、
もし「孤独死」が
身近に起きたらと言う事
で流れをざっと書いて
みたいと思います。
まず、自宅などで
独りで亡くなってしまうと、
警察や市役所は、
近い親戚をたどって
連絡をしてきます。
そこで、少しでも親戚と
交友関係があればいのですが、
全くない場合は、大変です。
・借金・借入れがないか?
・プラスの財産とマイナスの財産は
どうなっているのか?
・交友関係は?
・相続人が誰なのか?
・遺言書はあるのか?
など調べていく事になります。
もし財産があれば、相続を
する人で相談するのですが、
その確定にも時間がかかります。
相続放棄
(プラスの財産もマイナスの
財産も一切受け取らない事)
の期限は3か月しかありませんから、
相続人は自分の生活もしながら、
調べたりする事はかなり苦労します。
また、遺品を整理(捨てたり
片づけたり)すると、
相続放棄が出来なくなる事もあるので
注意が必要です。
そして、独りで自宅で
亡くなってしまった時に
大変なのが、「不動産」です。
もし、持ち家であった場合は、
売却しようとしても
「事故物件」となり、
価値が下落してしまいます。
賃貸アパートの場合は、
同じく事故物件として、
後の借り手が減るなどするため
オーナーから
損害賠償を受けるケースも
あるようです。
また、自宅で亡くなると
遺体を長い間放置した状態に
なる為、腐敗臭などを除去し
再度 住めるようにするための
「特殊清掃」というものが
必要になります。
このように、
身寄りがなくても
親戚と疎遠になっても
自分が亡くなれば誰かが
その最後のお世話をしてくれる
事になります。
遺された親戚・近親者の
苦労が少しでも軽くなるように、
遺言書を書いたり、
財産目録を記して
わかるようにして置いたり、
できる事は早めにやって
おくことが大切かと
思います!
何も準備しないで
死んでしまっては
カラスと一緒に
なってしまいますよ!
今回は以上です
ではまた
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