67ページ目 認知症の新薬「アデュカヌマブ」とスポーツカー

最近のニュースで、
認知症の新薬について
話題になっていましたので、
少し書いてみようと思います。

日本の認知症患者は現在、
約600万人と推計されていて、
今後も増えて行く事が
予想されています。

そのため、治療薬の開発も
兼ねてからなされておりますが、
現在でも未だ、症状を改善する物は
でていないようです。

そこで今回の新薬!
わかる範囲の情報で、
簡単に説明してみます。

まず、名前が「アデュカヌマブ」
(噛みそうな名前ですね(笑))

日本の製薬会社「エーザイ」と
米製薬大手「バイオジェン」が
開発した点滴薬で
新薬のウリは、
「病気の原因に直接働きかける」
事だそうです。

アメリカの食品医薬品局では
今年の六月に6月条件付きで承認
しているようで、
日本でも承認されるかどうかが、
話題になっていたようですが、
今回は承認を見送り、
継続審議、追加の臨床データの
提出を待って、再審議する事に
なりました。

なぜ、承認されなかったというと、

現時点のデータでは有効かどうか
明確に判断できるかどうか困難
だからという理由だそうです。

また、多くの記事より
デメリットも報告されていて、
薬を投与した方の30%以上に
脳内から浮腫(ふしゅ)
(皮膚の下にある皮下組織の部分に
余分な水分がたまっている状態)
が見られる副作用や、

薬価が高く、
日本円に換算しても
一年間で600万円以上のコストが
かかるなど、
日本の一般的な所得の人には、
高額すぎるという問題もあります。

総合的に考えても、
投薬のメリットがリスクを
上回っていない
事が
わかります。

世界の医学の最先端を
もってしても、
認知症の治療薬を
作る事がいかに難しいのかを
思い知らされます。

私も遺伝的にも認知症に
なる可能性もありますし、
祖母も認知症を患っていました。

医学の発達で薬ができ、
将来「認知症」という病が、
完全に無くなって、
未来の子供たちの学校の教科書に
載るまでにはかなりの時間が
かかりそうです。

ここまでですと、
他の「アデュカヌマブ」の記事と
同じになってしまうので(笑)

認知症を含めた病気や老いを
「私の好きな車」に
例えてポジティブに考えて
みようと思います!

「新車のスポーツカー」を
買いました。
エンジンも新品で、
どんな車に負けないパワーと
スピードが出せます。
本気を出せばどこへだって行けます。

キレイに磨いて、
好きな人と出かけたり、
仲間と走りに行ったり、
沢山の想い出をつくります。

それが、10年も乗っていると
段々とガタがでてきます。
エンジンからへんな音が出てきたり、
ボディーの塗装が剥がれたり、
事故して修理したり・・・

ただ、今まで頑張ってきてくれた
車(カラダ)をいたわって
あげるのはここからです。

「急」のつく動作はせず、
ところどころ痛んでくるところと
向き合い、直せるところは直して、
そうでないところは、
それを受け入れていく。

一日でも長く安全に走る車で
いる為には日々の心がけが
大切になってきます。

もう以前のように早いスピードは
出せないし、遠くに行くほどの
体力はありません。

ただ、出来る範囲の距離のドライブを
楽しんだり、洗車をして
ピカピカにしてみたり
点検に頻繁に行って悪いところを
見てもらったり・・・
今まで頑張ってくれた分、
ねぎらいと感謝を持って接する。

人生もそんな感じで
充実して生きられたら
幸せだなと思いませんか?

この記事を書く少し前に、
タレントの「伊藤かずえ」さん
長年乗られてきたシーマの
話題が取り上げられていました。
30年間も乗られていたそうです。
クルマも人生の一部だな
となんとなく感慨深い気持ちに
なりました。
(ご興味ある方は、
伊藤かずえさん シーマと
検索すると沢山でてきますよ!)

医学は日々進歩しています。
しかしながら、新たな病も
日々生まれています。
毎日を健やかに過ごせるのは、
笑顔を絶やさず
健康に留意してすごす。
これに尽きるのかも
しれませんね

また、現代では些細な事でも
ネットで調べる事も出来ます。
私も読んでいただいてる方の
お役に少しでも立てるように
日々勉強していきますので
(あまり役に立たない回も
多々ありますが・・・(笑))
宜しくお願いします。

今回は以上です
ではまた

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