9ページ目 「同じ釜の飯」を食べていたのは大昔の話

よく
「我が家には、
 財産なんかないから
お金でもめる事なんて

ありえないよ!」

とか
「うちは仲が
良いから大丈夫」

などと考えている方が
多いように思います。
(実際に私が矢面に
立ってやっているときに

そのような事を
私に話す知人も
多くいました。)


実際に経験した事のないことを
想像する
というのは
それだけ難しい事なんだと思います。


ただ これだけは言えるのは

「相続はいつ開始になるかは
誰にもわからない」

事です。


それは あなたがマイホームを
    購入した直後かもしれません

それは 病気をして体が
    不自由な時かもしれません

それは マイカーを新車で
    購入したのはいいが  
    仕事がうまくいかず

    失業してしまい
    ローンだけが残っている

    タイミングかもしれません


いつかわからないという事は、
それに対して常に備えて
待っていることは難しいし、

遺産分割協議
(財産を受け取る割合を
 相談すること)
に参加する人全員が、

ある1人親戚の死去に
備えて準備する事などは
実際には難しいと思います。

もし 準備を出来るとすれば、 
一緒に同居している人や
身の回りの世話を
している人だけでは
ないでしょうか?


皆 それぞれに
自分の人生に忙しく

毎日暇でボランティア精神が
ある人などは
なかなかいません。


タイトルにも
付けましたように
ごく近い家族で、

子供の頃に一緒に
食卓を囲んで
毎日の夕食を
ともにした家族だって、

一度 大人になって
離れて暮らしたり

別世帯を持てば 
どんどんと
その同じ感覚は
薄れてしまいます。


利害関係があれば
頻繁にある親戚も
いるかもしれないけれど、

そうでもなければ
もうそういった
冠婚葬祭以外は

他人に近い状況になるのが
普通だと思います。


お金の感覚もずれてくるし
それぞれに必要な
お金の額も全く違う。


私のケースで言えば、
私は長男で所帯を
持っていて四人家族

子供も小さく
これからお金がかかる

弟は独身者で今のところ
結婚する予定がないので、

自分が食べていける
金額だけあれば十分という考え

妹は結婚をしていて
パートをしている

配偶者(夫)が
主たる収入源なので 
生活に必要なお金が
早急に必要な状況ではない
などです。
(必要なお金の額もバラバラ)


このように環境が
変わった親戚が
相続という一つの
事柄で再び集結します。


そこで話をうまくまとめ
今後も良い親戚関係を
継続するには

正論や一般論だけではなく
ある程度リスク覚悟で
誰かひとりをキーマンとし

その人の技術と知識を
使い解決していくことが
近道ではないでしょうか?


誰だって得したい
誰だって面倒な事は
したくない

と思います。


それまとめる人は
かなり精神を
消耗するだろうし

犠牲を払う事が
予想されます。


このブログでは
手続きの方法よりも

考え方や不測の事態が
あった時に
どう冷静に行動すべきかを

自分の経験や、
このブログに訪問してくれる方の
ケースなどを参考にして

円滑に進められる事を
目指しています。


内容はザックリと読み飛ばして
もらったとしても

頭の片隅に残っていれば
同じ場面に直面したときに
きっと役に立つのではないかと
思っています。


なので 皆さんのコメントなども
沢山いただけると嬉しいですし

まだ誕生したばかりの
サイトが日々成長していければ
嬉しい限りです。


今回は以上です
ではまた

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