3ページ目 お金の管理

今回は「お金の管理」
というテーマです。


私の母が他界すると同時に
(詳しくは1ページ目で説明してます。)
生命保険の担当さんから
すぐに電話があり、
保険金の支払いの打ち合わせなど
についての話がありました。

その後、非常に迅速に
手続きをしてくださり
すぐさま口座に保険金が
振り込まれました。


通常、人が亡くなると
預金口座が凍結され
(引き出しや預入などが
一切できなくなる事)
使用不能になります。

しかし、生前に利用していたサービスや
公共料金などの引き落とし、
その他のローンなどは

支払い義務があるために
遺族はまずその手続きに追われます。


今は、ネットのサービスなども
含めると非常に多岐に渡るため、


郵便ポストに来る請求書以外にも
本人の使用していたメールアドレスに
来る通知などの確認も必要になります。


また、不動産を所有していれば、
公共料金の名義変更を始め
とても沢山の請求先を変更する
必要が出てきます。


そのため、代表者を一人立てて
全てを担当して行うことが、
一番わかりやすく進められると思います。


通夜や告別式、その準備にかかった費用、
香典返しのリスト管理など
手続きが進むにつれて、
やる事は無数に増えていきます。


私の場合は、最初の喪主の時は
参列の方への挨拶も
ろくにしっかりとできずに、
斎場の方にフォローしてもらい
なんとか行うことが出来ました。

なにもかもが初めてで、
この先どうしようかということも
全く考えられないまま、
通夜、告別式、火葬などが
次々に進んで行きました。


自分の生活も維持しながら
(仕事、子育てなど)
このようなイベントを
こなしていきます。

そこで重要なのが

今回のテーマでもある
「お金の管理」です。


必要があり購入した物の
レシートなどは無くさずに
取り置き明確にしておく

どの部分は立て替えで支払ったのか、
どの部分は 保険金を支払ったのかなど 
後から見てもすぐわかるように
しておきます。


これは遺産相続で 
保険金に手を付けると
その額が減っていることを
指摘する人がでてくるなどの

ケースが、
少なからずあるからです。


手続きなどには直接関わらないが、
遺産分割協議(遺産を受け取れる
権利のある方の相談の事)に
参加する方は多くいます。

そういった人は、
単純に法律上の割合で
相続が受けられると
考えている場合が多く、

説明のつかないお金が
無いようにしておく

必要があるのです。

もし、相続対象者の1人でも
遺産分割協議書に
印鑑を押してもらえないと

財産分与ができず、
今後の相続手続き・親戚関係にも
影響が出てしまいます。


お金に対する考え方は人それぞれです。

実際には権利があっても、
「生前に介護していた人が
多くもらうべきだ!」

と受け取りを断る人もいれば、

権利だ権利だと突然出てきて、
むしり取ろうとしてくる方
もいてさまざまです。


その昔に同じ釜の飯を
食べていたとしても、

外へ出て別世帯になれば
考え方もずれてくる
のかもしれません。

それだからこそ、
お金に関しては
正しい知識を持ち、

時には専門家に
相談をしたり教えを受けて
粛々と進めていく必要があります。


そして、そういった時に
信頼の源になるのが
日頃の行いだったりもします。


日本人のマネーリテラシーの低さは、
先進国で群を抜いて低いそうです。


資産運用や投資を
オススメするわけでは
ありませんが、

私のように、

突然、遺産を引き継ぎ
株式投資や人のお金を
管理する事になる人も
多いようです。


そのためにもお金について、
日々さまざまな知識を付けておくことは
良いことだと思います。


今回は以上です
ではまた

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