私のブログを
読みに来て頂いている方は
相続に関連する記事を調べていたり、
遺産分割をしている最中だったり
する方が多いと思いますが、
普段は、普通に会社勤めを
されている方がほとんどでは
ないでしょうか?
それ以外の方も、
専業主婦をしながらパートしていたり、
アルバイトをされている方など、
なんらかの形で仕事をされているのでは
ないでしょうか?
今回は、
「会社員で相続手続きをする方が
まず気を付ける事」について
書いてみたいと思います。
結論から言いますと、
「会社関係などの方へ、
相続の内容を話す時は、
必要最低限の内容に
留めるのが一番」
という事になります。
(エピソードがありますので、
最後まで読んでくださいね!)
ここでは、
私の失敗談をお話ししますが、
あなたも同じ過ちを
犯さないように
気を付けてください。
私は、28歳の時に実母が亡くなり、
(詳しくは1ページをご覧ください)
相続手続き全般を
自分が全て担当する事になりました。
私は当時も会社員を
していましたので、
自分の休みを使って
手続きを進めたり、
関係各所の方と連絡を
取り合っていました。
しかし、どうしても
日程の調整が付かずに、
会社に事情を説明して
有給を取得する事も
多々ありました。
そこで直属の上司に相談をし、
取得のお願いするのですが、
そこで休む理由を細かく
聞かれる事がありました。
(本来は有給取得の理由を
伝える義務はないはずですが・・・)
そして当然、同僚にも
休んだ理由などを
聞かれる事がありました。
当時の自分はまだ若く、
友達感覚で何でも話せる
同僚も沢山いました。
(社内でバーベキューをやるなど
仲の良い会社でした。)
そうなると、
「昨日は有給を取って
○○をしてきたよ」
などと、気軽に話して
しまう事もありました。
しかしながら、
「相続」や「税理士」などの
話をすると、中には
疑り深い人もいて、
「とても大きなお金が
入ってきている」などと、
勘ぐる人が出てきて、
あらぬ噂を流されてしまいました。
(実際に当時、相続税の
支払いをする対象の人は
10%以下だったようです。)
ちょっと知識がある人は、
私の同僚との会話を
聞いて、それを周囲に
広めていたのでした。
実際は、資産の大半が
不動産だったり、
生命保険や残りの資産を事実
妹の教育費やその他の
費用に充てた為、
沢山お金が入ってきた
なんて事実は
ありませんでした。
ただ、噂を火消し
しようとすれば
さらに盛り上がってしまう事も
考えられたので、
そのままにし、
我慢しながら乗り切りました。
(色メガネで見られているようで
とても辛かった事を
今でも覚えています。)
親戚や友人でもきっと同じ事が
起こりうるのだろうと思います。
心配してくれる方の行為は
とてもありがたい物ですが、
だからといって
何から何まで話す必要は
ありませんし、
話は横から横へどんどんと広がり、
伝言ゲームの様に、
最後の人に行くまでに
内容が変わっていたりすることもあります。
そして、途方に暮れて
くよくよ肩身の狭い想いをしていた時、
いつも髪の毛を切ってくれていた
美容師さんから
勇気づけられる言葉を
かけてもらえた事を
今でもはっきりと
覚えています。
「人の噂なんて3年経てば
誰も覚えていないから大丈夫!」
この言葉を信じ過ごした三年後、
とても長く感じましたが、
ほんとにその通りでした。
私の相続や資産の事なんて
誰も覚えてませんし、
私の周囲は全く違う
新しい刺激のある話題で
持ち切りでした。
ただ、40代になった今、
当時を振り返れば、
軽率な発言が多く
自分に原因があった事も
事実だと反省しています。
これから相続が始まる方や、
その予定がある方には、
この部分を特に、
気を付けれられた方が
良いと思います。
必要以上の事は外へ公言せず、
相談なども、
友人・知人へも最小限に
するべきだと私は思います。
資産を受け継ぐ者だけで
話あっても、
揉める可能性が高いのに、
第三者が入ってくれば、
二次災害、三次災害に
なりかねません。
あなたの相続が、
円滑に進むように
「相続メンタルカレッジblog」
高橋うーろくは
応援しています。
今回は以上です。
ではまた
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