98ページ目 「親の一言」は時に子供へ大きな影響を与える事を学ぶ

先日、ネットの記事ですが、
タレントの「松本明子さん」
「実家じまい」の話を読みました。


ご両親を早くに亡くし、
相続に追われた事や、

実家の処分に関してかなり苦労され、
大きな費用が掛かってしまった
事などの話をされていました。


具体的には、
・実家の香川の不動産を25年手放せなく
 維持管理に1800万かかる。
・リフォーム、家財・遺品整理などの
 費用がかさんだ。
・草むしりやメンテナンスなどに
 手間がかかった。
・売却しようと思った時に
 ほぼ価値ゼロと言われてしまった。

などの内容でした。


私も近い経験をしていますし、
共感できる事も沢山あります。


そして、この記事を読んで
とても印象深く感じたのは、

松本さんのお父様が生前に
「実家を頼む」と告げてから
亡くなられた事です。


この一言は、とても重い一言です。


単に父の希望なのだから、
父が亡くなったら生きている人だけで
都合の良いようにする事も
もちろん出来るはずです。


ただ、幼少から生まれ育った
思い入れのある家で、
親から守ってほしいと
言われてしまったら、


私も松本さんと同じような
行動をとってしまったかも
しれません。


子に苦労させてまで、
家を守ってほしいと
思っていなくても、

亡き父母の想いをと、
一生懸命に言いつけを守ってしまう
気持ちがとても切なく
思えました。


人生長く生きていれば、
不動産だの車だの骨董品だのと
愛着のわくものが出てくることは
ごく自然な事ですが、

それを天国までは持って
いけませんし(笑)

残して逝ってしまえば、
後始末は誰かがやる事に
なります。


中にはどうしても譲れないものも
あるかもしれませんが、
こういった体験談を読む事で、

次の世代への負担を
少しでも減らせる方法を
考えるきっかけになるのでは
ないかと改めて思いました。


今回は以上です。
ではまた。

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