32ページ目 亡くなった人の家を売る為に最初にやる事とは(不動産売却)

相続で必ずと言っていいほど
話題にあがるのが、 
不動産問題についてです。

故人が生前大切にしていた自宅
だったり、はたまた、
資産家の方で
別荘や複数の不動産を
所有している人も
いるかもしれません。

また、住宅ローンを
払い終えていない
新しい家もあれば、
ボロボロで手入れが
されていない状況の家もあり、
その形態や規模、
価値や思い入れなどは、
千差万別であるとも言えます。

しかし残念な事に
家主が亡くなってしまった後、
不動産は行き場を失ってしまう例が
とても多いのです。

現代では、
超少子高齢化で空き家問題も
深刻化しています。
跡継ぎがいなかったり、
不便な場所に家がある場合などは
その価値はどんどんと
下がってしまいますし、
その間も税金(固定資産税)の
 支払い義務はあります。

住む人がいなくて、
放置されてしまいます。

私が住む町は、
千葉県の北西部に位置し、
都内へのアクセスも
1時間以上かかってしまう
ギリギリの通勤圏内の
場所にありますが、
(実際に通勤している方に聞くと
 かなり大変なようですが・・・)

バブルの頃に大開発で作られた
ニュータウンが、見るも無残に
空き家天国となっています。
(築20年以上の不動産の
 価値はほとんどないとも
 言われています。)
私もバブルの頃の移住組ですが、
(まだ小学生でした)
その頃は、
「すぐに最寄りの駅が
 キレイに整備される」
「人口はどんどんと増え、

 人気の町として発展する」
などと良い話ばかりが
飛び交っていましたが

2021年現在では、
人口はどんどんと減少し、
過疎化が進んでいます。

農業を営む方が多いため、
跡継ぎ問題が深刻。
税金の滞納で、
常に全国トップ3に入る
極貧の町に成り下がっています。

公園は草が生え放題、
壊れた遊具はそのまま放置、
図書館などの公共の施設も古く、
現代についていけてない
感じがします。

今住んでいる自宅は
私が建てたものではありませんが、
一つ言えるのは、
建てる時に30年先の未来を
見通すのは難しいと
思って間違いない
といえる事です。

それは、町の環境も
自分を取り巻く環境もです。

まさに、資産と思って
購入した不動産も
ひとたび家主がいなくなれば、
負債に変わってしまうのです。

不動産の購入は、
一生に一度と言われるくらい
の大仕事ですが、
不動産の売却も、
一生に一度かそれ以下の
人が多いのが実情
ではないでしょうか?

夢と希望をもって購入した自宅
家族の幸せを一番に考えて
頑張って買った自宅

それが自分の死後に、
争いの元になったり、
迷惑で邪魔な存在になるってのは
皮肉な事ですね。

私のケースですと、
三度の相続を経験した間に、
①住む人がいなくなった
 不動産の売却
②相続でローン完済となった不動産に
 そのまま住む
 の二つのパターンを経験しました。

その中で今回は、
①の不動産の売却パターンについて
売却まで準備や苦労した事について
実体験に基づいて書いていきます。

まず その不動産は
私の叔父が所有していたもので
叔父の他界後に祖母(キヨピ)が
相続したものです。
(詳しくは1ページ目を参照してください。)

無人の不動産となった物件は、
私の自宅から車で
1時間以上なので、
仕事帰りに少し寄ることは難しく、
休みの日などを狙って
集中的に作業しました。

簡単に箇条書きにしますと、
・電気・ガス・水道を止める。
 (片づけの作業があったので、
電気だけは最後まで
残しました。)
・届いた郵便を仕分けする。
 (必要があれば
こちらから連絡をし
  サービスなどを止める。)
・冷蔵庫や食品のストックなどは
どんどん捨てる。
・近所の方へご挨拶をし
事情を説明する。
(片づけをしにくる事や、
今後どうするのかなど)
・空気の入れ替えをし、
家の湿気を取り除く事で
 不動産のダメージを最小限にする。
・空き家だとわかり、
 泥棒に狙われないように、
 タイマー付きの照明など
 使い人がいる様にする。
・パソコン関連は、
 会社のデータなどが
 残っていないか確認。
 (セキュリティがかかっていて
  開錠に苦労しました)
・税理士さんと相談をして、
 相続税に影響がある物品
(高い壺や有名な画家が
 描いた絵画など資産価値のあるもの)
がないかの確認。
・まだ使える家具や家電製品は、
 友人、知人に譲るか格安で売却。
・庭の手入れもしないと、
 雑草だらけになってしまうので、
 定期的に草を刈ったりなどの手入れ。
・大物家具やゴミなどを
 運ぶためのトラックの手配
 (嫁の実家が農家を
  営んでいるため、
  使わない時に
  借りることができた。)
・祖母の洋服などが沢山あったが、
 すべて老人ホームに
 持っていくわけにいかないので
 その仕分けと処分
 (祖母は認知症で
  判断が難しかったため)
・写真やアルバムなど
 思い出の品の回収。

などなど、私と嫁で
数か月間かかって
片づけ続けました。

そこまでして、
やっとの事で
不動産売却の手続きなど
具体的な話になっていきます。

これを読んで、不動産なんて
もっと簡単に売って
お金にできると思っていた
という方も
おられるかもしれません。

私の例はほんの一例ですし、
さらに遠方であれば、
頻繁に行くこともできず、
家族で争いが起きてしまえば、
その家の家財なども
処分できないなど、
問題が起きると思います。

ただ ひとつ言えることは、
こういったケースを
知っておくことで、
生前に準備できることが
沢山あるという事です。

元気で気持ちに余裕が
あるうちから、
家族でこういった話を
話題に出すなどして
(私のブログもその時に
 紹介してもらったりすると
 嬉しいです。(笑))

老後、死後について家族で
個々の考え方や意見など
話し合う事も良いかもしれませんね!

今回は以上です
ではまた

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