71ページ目 初めて「個人向け国債」を買った10年前の話

「人生100年時代の到来」
「定年の延長で生涯働く事になる」
「AIが進んで今ある仕事がが無くなる」

このようなニュースは良く
耳にしますよね?
これを聞くと誰だって
今後や将来の心配を
してしまいます。

自分の事だけでなく、
介護が必要となるご両親がいたり、
まだ小さなお子様がいるご家庭は、
先の見えない時代で、
試行錯誤しながらやりくりを
している事だと思います。

私も同じで、
我が家には小中の子供が二人いて、
これからが受験やらなんやらで
お金のかかる時期が来ますので、

定年が伸びるなら健康でいなくては
ならないと考えて、
さまざまな健康に関する本
読んでみたり、
筋トレをしてみたり、
体に悪いと言われるものを控えたり、
睡眠をしっかりとるようにしたり・・・

ただ、いつまでも働ける体を作り、
未来の仕事にもキチンとつけたとしても
お金を収入以上に使ってしまっては
元も子もないですよね?

そして、今は
そういった世の中を逆手に取った
ちょっとした「投資ブーム」
が起きています。

インターネットが普及して、
多くの情報が手に入る反面、
それを取捨選択し最適な物を
選ぶ事が難しい時代
であると言えます。

そこで、私の実体験を元に
これから投資をしたい方への
参考になればと思い、
ご紹介したいと思います。
(失敗談も多々ありますが)

実は私、先日、銀行から
「1通の葉書」がとどきまして、
貼りついている紙を
ペリペリを開けますと、
「個人向け国債10年の償還」
のお知らせでした。
(償還とは期間が終了して
貸したお金が戻ってくる事です。)

10年前、30代になりたての私は、
投資経験など浅く、
今の様に投資ブームも
来ていませんでした。

私の周りの友人も
「個人向け国債」がどういった
物かも知らず興味もない人が
ほとんどでした。

当時の私は、環境的に投資を
やらざる得ない状況だった為に
少しずつ勉強をしてました。

周りに投資家の友人などおらず
結構孤独でしたが(笑)
しかし、不思議とお金の勉強は嫌では
ありませんでした。

そして、今回償還になった
国債は初めて自分のお金を
「投資」に回したもの
です。

私の住んでいる地方銀行に行って、
「国債」を買いたいと
ドキドキしながら伝えた事をいまでも
鮮明に覚えています。

今も変わらない事ですが、
銀行など窓口で「国債」の
購入を希望すると、
そんなに積極的ではありません。

現在、私の所は複数の証券屋さんが
連絡を頻繁にしてきますが(笑)
個人向け国債をオススメする
証券マン
は居ません。
(私の関わっている方
 の中では0です。)

なぜだかわかりますか?

それは、銀行や証券会社には、
もっと手数料が高く、儲かる商品が
ゴロゴロしているからです。

安売りのアイスより
(6個入り300円とか1個100円)
ハーゲンダッツを買ってもらいたい
わけです。
(私は雪見大福が好きなのに(笑))

ましてや、
預金残高が相手に握られている
状況なわけですから、
相手も売りたいものがあるわけです。

投資が買い物と
違う点は、

「口コミ」が当てにならない
事かもしれません。

ネットを調べれば、
これが儲かるあれが儲かるの
オンパレード。
逆に、これは危険、あれも
危険。

私自身、買い物やお出かけが好きで、
新しい物を買ったり、
場所にいったりすれば、
口コミを書く事が多々あります。

ただ、投資も10年以上していて、
儲かった商品などを紹介したことは
一度もありません。

美味しい話は、ネットの無料の情報には
ないと思っていいですし、
初心者がネットを巡回して、
良い商品を見つける事は
難しいように感じます。

「経験と勉強」が
投資にも必要なのかもしれません!

いつかやりたい
でもこわい

と思う人は、
試しに個人向け国債を
1万円でも10万円も
買ってみると良いと思います。

金額以上の学び
感じられるはずです。

良い勉強になるとともに、
私のように、10年後に
「あの時投資家1年生だったな」
と振り返ることが出来る
楽しみもオマケもついてきます。

投資の世界は、「孤独」です。
自分との闘いとも言えます。

資産が減る事もありますが、
増える時もあります。

でも、自分の裁量で
資産が増えることは
とても嬉しいものです。
(通帳の残高を見て
ニヤッとする感覚?)

この記事で、
一人でも投資に興味が
沸いた方がいたら幸いです。
(もしこの記事を読んで、
実際に「個人向け国債」買った!
と言う方は、是非
コメント欄に記入して
もらえると嬉しいです。)

今回は以上です。
ではまた

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