87ページ目 「外国債権」で世界に興味をもつきっかけを!


先週、会社で仕事をしていると、
証の担当さんから
一本の電話がありました。


内容は、外国債券の償還
近いからどうしますか?
(償還とは期限の事)
という内容でした。


投資をこれからという方は、
何の話やらさっぱり
かもしれませんが、

今後はじめたいという方への
参考になるかと思いますので、

売買の雰囲気と(笑)楽しさ


あと、忘れちゃいけない
リスク
についても
私のわかる範囲でかみ砕いて、
書いてみようと思います。


まず、「債権」とは借金の事です。

借金をするには、誰かに借りる
訳ですが、タダで無期限で
貸してくれるお人よしさん
は、
この世の中には
なかなかいませんよね?


そうするとお金を借りたい人は
どうするかというと、

「債権」を発行して、

お金を貸してくれた見返りに、
「利払い」と言って年に二回
(債権の種類によって違いますが)

追加でお礼のお金を払ったりして
大きなお金を借ります。


そして借りる人は、
企業だったり国だったり
さまざまです。
(それを発行体と言います。)


また、借りたお金をキチンと
返してくれそうな所は、
利率が低く、
(もらえる利払いが少ない)


貸しても返してくれないかも
ってところは、そもそもその債権を
買ってくれる人が少なくなって、
利率は高くなります。
(もらえる利払いが多い)


次に債権はいろいろと
決まりがあって、


・発行体(どこの債権か)
・利率(いくらお礼のお金を払うか)
・年数(長いものだと10年以上も!)
・通貨(どの通貨か)


などの条件があります。

好きな会社があればその社債を
見てみるのもいいですし、

今回ご説明している
外国債権であれば、
まずは、外貨を円で買って、
そこから選ぶ
事になります。


最後にリスクも説明しますが、


好きな通貨を選んで、
好きな国や会社の債権を
探して、条件などを比較する
事などは、私自身はとても
好きで楽しい
と思います。


為替のリスクも受けますが、
円だけの資産を持つよりも
世界経済に興味も持てますし、
ニュースは日々の出来事にも
関心が持てるという
「おまけの付加価値」があります。


私は今複数通貨の外国債権を
持っていますが、


日々、為替のチェックは
行うようにしていまして、
日記の横にその日の為替
書いてたりしています。
(あまり意味はなく
ちょっとした趣味です(笑))


それでは最後にリスクに
ついてですが、
大きく3つあると言われています。


1為替の変動
2信用リスク・格付け
3価格の変動リスク


1の為替は、説明の必要が
ないかもしれませんが、

為替は日々変動しますので、
購入した時よりも償還
(債権が終わる日)
の為替が、円に戻した場合に
少なくなる事があります。


2は信用リスクと言って、
これが利率を決める要素
なるのですが、

その貸した先の企業や国の
状況がどんどんと悪くなって、
フォルト(債務不履行)と言う
貸したお金を返してくれない
可能性もあります。


3は債権というのは、
購入後に価値が変動します。
私は、途中で売買したりは
あまりしませんが、

価値が上がった段階で、
売却する事も可能
です。

逆に価値が下がる事もあって、
その際は途中売却してしまうと
損をしてしまいます。
(償還日まで持てば貸した分は
返ってきますのでご安心を!)


外国債権はザックリ
こんな感じです。


投資資金を全てを
債権にしている方は
少ないかと思いますが、


一部を充てる事が出来る方や、
まだ、外貨を持っていなくて

円以外の他通貨をリスク回避と
して持っておきたい人
には
良いのではないかなと思います。


最後に投資は自己責任
ですから、慎重に進めて
行ってくださいね!


今回は以上です
ではまた

コメント

タイトルとURLをコピーしました