あなたは大人になってから、
誰かに評価される立場にいますか?
もしあなたが会社員をされていたら、
会社の上司からの評価を受けたりして、
その年の賞与や昇進が
決まったりしますよね?
パートタイムの勤務の方や
専業主婦(夫)の方であっても、
会社での働きぶりで時給が上がったり、
しっかりと料理や家事をしたり、
子育てをする事によって、
配偶者の方や周りの親戚・友人から
一定の評価を受けている事と思います。
周りから良い評価を受ける事で自信
になったり、やる気が出て
もっと頑張ろうと思える事もあります。
しかしながら 周りからの評価を
得られにくいこともあります。
人生にとって非常に重要なのに、
あまり他人に話すことをしないで
「自己流」で行ったり、
最低限の知識すら学ぼうとせずに、
なんとなく自己評価だけで
やり過ごしている事があります。
なんだと思いますか?
ズバリ「お金」です。
日本人は特に、誰かと「お金の話」を
することを過剰に嫌がりますし、
沢山稼いでいる人をねたんで、
白い目で見たり、
(沢山稼いでいるユーチューバー、
○○社長などへの誹謗中傷など)
お金について聞いたり話したりする事を
非常識でスマートではない
という感覚が根付いています。
そのせいか、お金に関する知識
(マネーリテラシー)が育たず、
ちょっと計算すれば明らかに
損するとわかる商品
(リスクの高い投資信託や
不動産投資など)
にも簡単に手を出してしまうし、
30年間の明確な返済計画もなく、
不動産を数千万の借金をして
「皆が買っているから」などという
ふんわりした理由で購入してしまいます。
(もちろんキチンと計画を立てて
買われている方も
多くいると思いますが・・・)
子を持つ親の立場であっても
自己流でお金を管理していたり、
周りの人がどうやっているのかを
知らない為に、
正しく教えられなかったり、
あいまいな部分もあるのが、
本音だと思います。
ではどうしたらいいのか?
まずは何の知識もなくても大丈夫です。
(難しい資産運用の本を読んだり
勉強する必要はありません。)
今よりもお金をコントロールする力を
身に付ける方法はいくつかありますが、
今回は、私が実践して
効果を感じた方法が
ありますのでご紹介します。
それは、
「家計簿をつけて、
定期的に第三者に確認してもらう」です。
タイトルにもつけましたが、
家計簿を継続してつけ、
それを信頼できる相手に見せて
評価をもらう。
(配偶者や両親など)
とても恥ずかしい行為に
感じるかもしれませんが、
自分だけで自分のルールで
つけている家計簿だと、
それは少しずつ我流になってしまい、
自分にとって都合の良いお金の使い方や、
自分のお金の使い方を
肯定するような管理に
なってしまう危険性もあります。
前述したように、
お金の話をしない=自分勝手にやる事が
成長を阻害しているのであって、
反対に、周りに自分の管理を
見てもらって相談したり意見をもらう事が
重要なのではと思います。
「耳が痛い事もたくさん言われる」
と思いますが、
ここはひとつ、小学生時代に戻って、
「先生に成績をつけてもらっている」
と思い、素直に聞き入れてみては
どうでしょうか?
そして、その反省を元に、
翌年の家計簿も続けてみる。
まさに「大人の通知表」のような感覚です。
家計簿を6年続けられたら小学校6年生
9年続けられたら、中学3年生
といったイメージでやれば
とても楽しめるような気がしませんか?
もう10年も家計簿を
続けることが出来れば、
義務教育期間は卒業で、
今度は、もっと高度なお金の管理の仕方を
身に付けるとか、自分の性格や癖が
見えてきている頃でしょうから、
自分に向いている投資などを
検討する事も
良いと思います。
いやいや家計簿をつけてって、
「その家計簿が続かないんだよ」
と思った方多分、多いと思います。
家計簿が続かないのは、
・つけても出費が減らない。
・どの支出が無駄かわからない。
・誰にもみせる事がない。
・家計簿による節約効果を
実感したことがない
・良いのか悪いのかもわからない。
・1年以上続けていないために、
前年との比較ができない。
・所帯じみててかっこ悪い
せこい人に思われる?
こんなところが多いのではないでしょうか?
私自身も数年前まで、
家計簿なんてダサいし、
「効果なんて全くない」
と思っていました。
(出費を紙に書いたってお金が
増えるわけでもないし(笑))
子供の頃、もらったお小遣いは、
いつの間にかに使い切ってしまい、
よく両親に「お小遣いの前借り」を
ねだっている子でした。
お年玉も、
その年の前半にはいつの間にかに
無くなってしまい、
家の中には目新しくて、
勢いで買ったおもちゃばかり
(すぐに飽きてしまう)
そして、どうしても欲しいものがあると、
弟に、自分のおもちゃを売ったりして(笑)
お金を貸してもらっていた
典型的な「ダメな子」でした。
両親は、
「銀行に預けて
使いたい分だけ下ろしなさい!」
「お小遣い帳をつけなさい!」
「必要かどうかよく考えてから
買いなさい!」
などと、わかっちゃいるけど
できそうもない事を
私にさとすように言ってくれましたが、
全く聞く耳持たずでした。
社会人になっても私の散財は止まらず、
古いクラシックカーを買って、
必要以上にお金をかけたり、
高いものや、趣向品にどんどんと
稼いだお金は溶けてしまい、
汗水たらして働いたお金は
ほとんど残りませんでした。(笑)
本当に、大人になっても、
お金の管理だけは
「小学1年生 オール1レベル」
だったと思います。
そして私の場合は、
三人の相続をやることになり、
やむを得ず、家計簿でお金の管理を
始める事になるのですが、
今思えば、もっと早くからやっておけば
よかったと思うくらいです。
自分よりも酷い人は
そうそういないとは思いますが、
収入が今よりも上がらず、
やりくりをうまくやっていきたいと
いう方は多いのではないでしょうか?
いきなり完璧にはできませんし、
すぐに効果はでません。
途中でくじけてしまう
可能性だってあります。
でも、気にせずそれを乗り越えれば、
もうまるで「空気を吸って吐くように」
当たり前に家計簿が
付けられるようになりますし、
逆に、つけないと気持ちが
悪いようになります。
(毎日の髪の毛のセットや
歯磨きのように)
そして、誰かに見せて
評価してもらうとなると、
緊張感も違います。
管理が出来始めると、
自分にも自信が付きますし、
お金の使い方や、
今後の人生についても前向きにとらえる
事ができるようになるはずです。
変な商品の営業にも
見向きもしなくなりますし、
ローンや保険なども必要で
返済可能かどうかの計算も
しやすくなります。
家計簿=節約のためと考えてるだけでは
ちょっともったいないのです。
皆さんもはじめてみませんか 「家計簿」
(カケイボって名前が
かっこ悪いですよね・・・)
もうやっている方も誰かに見てもらって、
より一層の効果を得られるようにするのも
モチベーションがあがって、
私はオススメします。
そして、今は紙の家計簿以外にも
スマホを使った家計簿も充実しています。
無料で使える物もあり、
始めるきっかけには
とても良い感じがします。
(誰かに見せる場合も
スマホだと手軽ですし!)
下にリンクを貼っておきますので、
興味がある方は
試しに使ってみてください。
「スマホで家計簿やってる」
なんて周りに話したら、
すごい!と褒めてもらえる
かもしれませんね。
(褒められた事が継続の理由に
なったりするんですよね意外に!
私は単純な方なのでそのタイプです(笑))
完全無料版が利用できますし、
初心者でもわかりやすく
とても良心的な内容となっていますので
是非どうぞ!
今回は以上です。
ではまた
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